常に成長意欲を高めなければ、市場から干される

成長していない人は、市場からあなたは忘れられる可能性があります。

ビジネスで、
・ビジネスの状況や環境が変わっていない。
・1年前と仕事の内容が変わっていない。
など、何も成長できていないのなら、危機感を持つべきです。

目次

ファンビジネスをビジネスに応用する

現代のご時世で「売上を上げ続かなければ魅力がない」というバブリーな神話は通用しません。
成長しか見いださない戦略は、柔軟性を伴わないからです。

むしろファンビジネスの取り入れ方をしっかりと取り入れて、「成長する姿」を見せれば、顧客の囲い込みは可能です。

先日、とある女性起業家のオンライサロンのコンテンツを見る機会がありました。
月額1万円でのオンライサロンのコンテンツを見させていただきましたが、とんでもなく・・・なものでした。

学べるものもなかったですし、話す内容も他の起業家がyoutubeで提供されているレベルのものです。
人気な理由は、テレビ出演や出版でブランディングしているからです。

そのブランディングのお影でオンライサロンと講座は盛況になっているようでした。

価値の感じないオンライサロンや講座に参加しても、「なぜクレームが出ずに支持をされているのか?」を検証したところ、本質はファンビジネスだからです。

人がお金を払うのは、2つの理由です。

・リターンを求める投資
・ファンとしての寄付

リターンを求める投資

リターンを求めている投資であれば、対価を求めています。

お金を支払えば、商品やサービスが得られてその中に価値が含まれていることです。

実は、先程のオンライサロンの女性起業家のコンテンツには価値を感じませんでした。
これは、もう一方のファンビジネスだったために上手くビジネスが回っていたのです。

ファンビジネスは脆く崩れやすい

ファンビジネスはこころの拠り所を提供することで、対価としています。
ファンはお金を支払ったから何かをしてほしいという見返りを求めてはいません。

ファンビジネスは、投資では、寄付行為です。

ファンは、寄付行為を通じて、発信者と繋がっていることで、
「安心・安定を得たい」
「モチベーションを保ちたい」
という「精神の安定」を得ています。

ただし、状況や環境が変わっていけば、ファンは寄付行為を辞めてしまいます。
・付きったり、結婚する
・気が変わった
・別の人に興味を持った。
・仕事が変わった。
・仕事を失った。

ファンはリターンがないために、一瞬で気が変わります。

今までの精神の拠り所であったものが、他のもので満たされていくので、不要になってしまうからです。

・彼氏や旦那さんに守ってもらえる
・仕事に夢中になった。
・起業してそれどころではない。

ファンビジネスで上手く行っている場合

日本の漫画が世界で人気の理由は?

日本の漫画は世界から評価されています。

なぜだか知っていますか?
ただ1つ、日本の漫画は、海外の漫画と決定的な違いがあります。

それは、「主人公を含めて成長し続ける」ということです。

特に少年ジャンプは、成長する漫画が盛りだくさんです。

ドラゴンボールでは、悟空が成長し続けて、超サイヤ人になり、葛藤がありながらも強敵と戦っていきます。

一方で、海外の漫画、ムーミンなどを含めて主人公は一切成長しないのです。

葛藤する姿と成長を見て、ファンからの共感を得る

サッカーの本田圭佑は、起業家やチームを変えて新天地などで常に挑戦しており、
ライブでは、ももクロ(ももいろクローバーZ)は、限界まで踊り続けるなど、
常に限界に挑戦しています。

バトミントンの桃田賢斗が賭博から反省して一転、活躍する姿を見て、更生したというところで評価を上げました。

葛藤して成長しなければ、ファンビジネスはやばい

ビジネスでも同じです。

例え、売上が上がらなくても、売上が低迷していても葛藤して成長し続ければ、応援や支援者は増えていきます。

その危機意識を持たなければ、市場から干されてしまいます。
アイドルもそうですが、どんどん新しい才能を持った人が現れてきます。

アイドルの場合、ただ年を老いていくだけでは、痛いおじさん、おばさんになってしまいます。

ファンビジネスで、プレミア感を出す方法

もし、あなたのビジネスがスタートアップで、レベルが未ださほど大したことないと感じていても、いくらでもチャンスはあります。

ビジネスを行うと、支援者や応援者はいます。

今持ってっている最大限の力で商品やサービス提供を行っていきましょう。
そして、あなたが成長していくことで、初期のお客さんは、初期のあなたに価値を感じて支払ったということで、プレミア感を感じることができて、自慢できるのです。

昔よりも成長し続け、価値が上り続けば、いいのです。

投資の世界でも、現在価値が高まると過去の価値が上がる

ナイキのマイケル・ジョーダンが履いていた初期のエアジョーダンという靴が6000万円の値段でオークションで売れました。1970年のナイキの初期のシューズで、「ムーン・シュー(Moon Shoe、月の靴)」も約4685万円で売れています。

今のナイキに価値があるからこそ、この価格がついています。
すべて手作業・ハンドメイドで、全部で12足が作られましたそうで、一足だけが状態が良いそうです。
実は、ナイキのロゴのデザインが全く変わっていないのに驚きです。

もし、あなたが市場から干されないためには、葛藤しながら成長し続けることです。
それは、ファンビジネスにするためにも、非常な有効な手段です。

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