カラシニコフ銃は、どんな状況でも動きます。 極寒の極地地帯、灼熱の砂漠地帯、水をかけようが砂に埋めようが泥をかけようが地面にたたきつけようが、動き、撃つことができます。 過酷な状況でも撃てるのは、部品の構成に秘密があります。 カラシニコフはあえて隙間をあけておく設計をしました。これにより、砂や水が流入しても発泡するなどで振動を与えれば、隙間からふるい落とされるという仕掛けです。 シンプルな設計こそが、性能を高めることが可能なのです。 バカと思われるほど、シンプルで愚鈍にするKISSの法則 KISSの法則(Keep it simple, stupid.)は、米ロッキード・マーティン社でスカンクワークスの設計技術者ケリー・ジョンソン氏によって造られました。 飛行機の部品はどんなに高性能に作ろうとも突然壊れます。そんな突然、壊れても誰でも交換できる仕組みが必要ということを唱えたのです。 あのスティーブ・ジョブズも同じようにシンプル化することに徹しました。 iPhoneが出てくるまでは、携帯電話は、全て複雑でした。 BlackBerryのような電話付きの高機能なモバイル端末は、操作性が複雑でした。 ボタンが多数配置されており、説明書を読み込んで時間をかけて習得しなければ使い物になりません。 一番、普及しているガラケーも同様に操作が複雑でした。 電話するのに、なんどもボタンを押さねばならず、操作方法をマスターするのに時間をかけていました。 修理も複雑です。 携帯電話が壊れるとなると、預けて修理しなければいけません。 ユーザは電話帳をバックアップして、携帯電話ショップで代替機を用意してもらいます。 電話帳を代替機に戻してから、ようやく一時的に電話が使えるようになります。 携帯電話の本体の修理が終わると、また代替機の電話帳をバックアップしなおして、自分の携帯電話に戻す必要があります。 iPhoneは子供からお年寄りまでの全員が使えるように、ジョブズはiPhoneを発明しました。 操作方法を知らなくても、動画で見る5分のレクチャーで、ユーザーは見様見真似で、ある程度使えてしまいます。 しかも、パソコン1台に繋ぐだけでバックアップできるシステムを発明しました。 iPhone が壊れてしまっても、ショップに持っていけば、Appleが用意した修理済みのiphoneを渡されます。 修理で預けてまた取りに来るという手間もかかりません。 iPhoneとmacを使えばあらゆる収益が生み出せるという奇跡のコラボレーションを一つの会社でやってのけました。 理由としては、徹底的にシンプルで実用的なことを突き詰めたからです。 ここがソニーとアップルの違いです。 ソニーはいろん機能をつけて操作を複雑にした商品を売り出しました。 結果は散々なものであった事はあなただってよく知る事実です。 一方アップル製品は、iPhone とmacさえあれば、あらゆる創作活動が可能です。 新しく何か高額な機材やソフトを買う必要がありません。 資料作成も、写真撮影、動画編集も、macとiPhone に全て最初から、機材やソフトに入っているからです。 iPhoneやmacがあれば、世界中を旅行しながらでも、収益化することが可能です。 あのアルバートアインシュタインは言いました。 「物事は必ずシンプルにしなければならない。しかし、シンプルにし過ぎてはならない。シンプルにし過ぎる事は、つまりは複雑になっているのだ。」 ソニーは、ウォークマンの世界的大成功の後、あらゆる商品を最小軽量化と高性能にこだわり過ぎました。 つまり「コンパクト=シンプル」だと勘違いしたのです。 日本の企業は大なり小なりソニーをマークしていて、ソニーのやる事なす事は全て正しいという風潮がバブルを越えてもずっと続きました。 それが、日本の電脳メーカーを低迷させた大きな理由です。 あなたもアインシュタインの言葉を決して忘れてはなりません! もし、アインシュタインの言葉の奥深さをもっと知りたければ、必ずこの動画の講座をご覧下さい。 https://www.youtube.com/watch?v=8kG76WVXCV0 ]]>
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