iTunesのミュージックのサブスクになり、音楽を聞かなくなりました。iPhoneからサブスクで音楽を聞くのは便利ですが、あきらかにCDの時代の方がコンポや車の中など音楽を聞いていました。物がないと人は実感が湧きにくいようです。
サブスクは機会損失を生む
都会に住んでいるので車は不要です。車を所有しているときは駐車場代が3万円だったので、乗る機会が減ったので、車は手放しました。タイムズのカーシェアが近くに何箇所もあるので、必要な時に借りればいいと思っていたわけです。
しかし、車を乗っていたときに比べて車を乗る回数は減りました。スーパー銭湯やロードサイトのお店、ホームセンターなどの買い物などに行く機会が減りました。
意図的に用事を作らないと、人は利用しないのがサブスクです。車を持っていたときの車検や保険費用、駐車場代、消耗品などのコストは減りましたが、生活は不自由になった気がします。
映画も同じで
物がなくなると尊厳がなくなる
ミニマリスト時代に物を減らし続けていました。テレビをMacで見るようになったりと、テレビを見る回数は減りました。テレビのリモコンを1ボタンで見られるのに対して、Macではパソコンを起動して、テレビのアプリを起動して、マウスでチャンネルを変える必要がありました。
物が減ると部屋はきれいになっていくのですが、寂しさがありました。物を増やし過ぎも良くないですが、物を減らしすぎると所有欲がなくなり、人の心は貧相になっていきます。
物があることは人の尊厳を高める効果があります。服を1パターンにしてしまうと服を着る楽しみは減りますし、料理も1パターンになってしまうと食べる楽しみが減ってしまいます。
物々交換のマッチングサイトはなくなった
世の中がどんどんフリーになっていくという本が話題になりました。そして、その中に物々交換のマッチングサイトで、自分の欲しいものと持っているものを公開して、それをお互いにマッチングしてお互いが承認すると、物々交換できると言うサイトでした。
しかし、これは不平等が起きがちです。1000円の本と数万円のスマホを交換したいという例も生まれます。結果的に等価交換ができないのです。マッチングが生まれないので利用者も減っていきます。物々交換は販売機会や購入機会を逃すことに繋がり、ビジネスが停滞しやすいのです。不要なものを一度フリマアプリで売って現金化してから、欲しい物を現金で買うほうが等価交換になりやすいのです。