シーズとしての企画(コンセプト)作り方

企画はマーケティング・リサーチしたことについての答えです。ただし企画は0から作ることはありません。

目次

企画書を作る時に意識すること

  • 顧客ターゲットを決めておく
  • マーケティング・リサーチから見えた問題点をどのように解消するかを考える

※JVもする際もここを考えます。

一時期、フルーツ味の青汁が売れました。それは

青汁市場 を「美容 ✕ ダイエット」の的に変えたからです。

そしてそれをWEBマーケティングで売り出しました。

良い企画とは?

今既にある商品を変えずに市場や届け方を変えることです。

  • 市場
  • 届け方

良い企画とは、既存のものを改善することです

現在、商品がある場合

マーケティング・リサーチにより、市場の問題点を探り出してそれに合わせた企画を生み出すことです。

今、商品があるなら、上手く行っていない部分を変えていくべきです。

  • キャッチコピーやコンセプト
  • 見せ方
  • パッケージ
  • 売り方

などを変えていきましょう。ここはそこまでコストがかからない方法です。

  • 同業種から取り入れる:コピーして改善して販売する
  • 異業種から取り入れる:キャッチコピー、ビジネスモデルやパッケージの見せ方を真似する。

その際に過去の負債、資産からの反省/省く/工夫を入れてシンプルに仕上げることです。

同時に商品に含まれる価値も考えていきます。

  • コアコンセプトを商品に組み込む
  • メタ視点で、顧客の負担を軽減する。

キャッチコピー、ビジネスモデルやパッケージの見せ方をコピーして改善する

もし、商品がないなら、今既にある市場や商品を改変していけばいいくことです。企画を0から作ることはありません。

  • 異業種からコピーして改善する
  • 同業他社からコピーして改変する

3年間で150億円企業を作った青汁王子(メディアハーツ)は、既存の青汁が行き詰まっていることに気付きました。女性の市場では、

  • 美容
  • ダイエット

は不滅市場と気付いたのです。

美容とダイエットの市場に、青汁の商品を投入にしました。

美容  ダイエット(市場を決める) ✕ 青汁市場(商品の改良) 

今まで飲みににくかった既存の青汁を改良して、女性が飲みやすいフルーツのものにして、爆発的なヒットしたのです。

企画の完成度を上げる

シーズ(企画)では、今まであなたがやってきたことを掘り下げるようにすると良いです。それが価値構築に繋がるからです。借物であるプログラムであっても、あなたの問題解決ビジネスは別物だからです。あなたがやってきたことを掘り下げると、価値が見い出せ、さらにプログラムを進化させることができます。

シーズ(企画)では、「なぜそれがなくてはならないものになるのか?」の企画を作っていくことです。

マーケティング・リサーチで、導き出した「絶対必要の欲求」の鍵の穴に対して、鍵となる企画を作っていきます。

企画を作る時に注意する点は、

「あなたが提供できる確実な企画」

に仕上げることが必要です。

そして、問題はあなたの力だけで解消されないと考えてください。

問題を解消する手法やプロセスを教えることはできますが、実行するのは顧客です。

あなたは次のAとBの違いはわかりますか?

A:●●を教えることは出来ない。

B:ただし、●●にアプローチする方法は教えることはできる。

と変えていきましょう。

Aの場合ではトレジャーニーは、「マーケティング」を教えることはできない。

しかし、Bの場合ではマーケティングにアプローチする方法を教えることはできます。

絶対守れないようなムリな約束をしないことです。

売上を上げる方法を教えます。とありますが、これはAの場合で危険なメッセージです。

売上を上げるのはお客さんであって、あなたは直接関与できないからです。

しかし、Bである売上を上げるためのアプローチを教えることはできます。

当事者意識をもたせるようにして、解決するのはあなたというように持っていくことです。

もし、このメッセージが不十分であれば、顧客は、あなたにお金を払ったら全て解決できるという仮想有能感(幻想や妄想)を抱いて、一切の努力をしなくなります。

当事者意識をもたせるように企画を作ることが必要です。

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