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プロダクトアウトは売れず、マーケットインが売れる理由
自分たちの売りたい商品を作るプロダクトアウト
これは、商品の中に自分たちのエゴが入っています。
ダークプロダクトと呼んでいます。
プロダクトから作ると失敗する
良いものを作っても売れません。
自分たちの技術を集結させて「いいものを作っていれば売れる」と甘い考え考えていた結果シャープや東芝の家電、パイオニアなど外資に売られる結末になってしまいました。
市場や顧客の声を聞いて、求められている商品を作るマーケットイン
お客さんに合わせて、商品を適応させることができる
マーケットインと呼んでいます。
ホワイトプロダクトが市場に評価される理由
「良い商品を作るから売れるのではなく、
買われるようになるから良い商品に進化する」
ということです。
ホワイトプロダクトの本質は商品企画にお客さんに入ってもらう
iPhoneが世界中で大ヒットしたのは、市場の声を元に反映していったからです。
最初の「iPhone」はシンプルな商品を発売しました。
その後に使い勝手を聞きながら、どんどん改良しました。
最初はコピペ機能もなかったり、絵文字もありませんでした。絵文字はソフトバンクの孫正義さんが日本市場での市場拡大のために提案したもので、スティーブ・ジョブズに提案して最初は反対されたものの、今では世界中で使われています。
一度出した商品に対して、次のモデル発売の際に、商品企画の市場の声を取り入れるからこそ、どんどん良くなっていきました。
最初から完璧な商品を出すのではなくて、毎年10%ずつ改良していったのです。
PDSAサイクルを回すからこそ、進化していくのです。