PDSAを高速で回すスモールテストとは?広告も商品開発も抜群!

ティファールの失敗例があるように商品を改善するには顧客の力を借りることが一番です。これをプロダクトローンチとも呼びます。

小さくやって小さくこけるスモールテストとは

スモールテストとは?
小さくやって小さくこける
なるべく早く失敗することです。

スモールテストの細かいステップは、マーケッターのマイケル・マスターソンが「構え、撃て、狙え」と提唱しています。

STEP
構え

的に向かって構えます。最初はどんなにダサくても、OKです。

STEP
撃て

データを取ります。

STEP
狙え

データを取ったものを分析して改善する

PDCAとの違い

PDCAは、W・エドワーズ・デミングが提唱した考えです。

  • Plan(計画)
  • Do(実行)
  • Check(評価)
  • Action(改善)

このPDCAサイクルで、日本人はPlan(計画)に時間を掛けすぎて、実際に実行に移さないと警告しました。
そこでデミング博士は、PCSAサイクルというものを提唱します。

  • Plan(計画)
  • Do(実行)
  • Study(学習)
  • Action(改善)

PDCAサイクルと違うのは、Check(評価)がStudy(学習)に変わったことです。

Plan(計画)とDo(実行)を起こすためには、実行に移した後にデータを取ることが重要と伝えたかったのです。

ここでデータとは、
・上手く行った成功データ
・上手く行かなかった失敗データ
に分かれます。

シンプルにしたのが、マイケル・マスターソンの「構え→打て→狙え」です。

銃で的を狙う際に、まず構えて打ちます。ゴルゴ13のような狙撃手ではない限り、1発目は必ず外します。そして2発目で修正をかけて、狙うのです。

まず「何かを計画したら必ず行動して修正点を洗い出す」という考え方です。

目次

スモールテストの後にすること

建築家の安藤忠雄もこのスモールテストから作品を生み出している

スモールテストをすれば、修正点や改善点が必ず生まれます。

①水平展開(横展開)する

水平展開(横展開)とは
スモールテストしたものを量産的にコピーするかのように他の同様のもの広げていく手法です。

スモールテストを行った後に失敗した事例は修正を加え、上手く行った事例はノウハウにして、フォーマット(テンプレ)にします。

  • パターン化
  • 仕組み化

このようにしておけば、次回から楽をすることができます。
飲食店でも1号店は大変ですが、2号店、3号店とどんどんとノウハウが貯まるので開店が楽になってきます。

安藤忠雄の「①水平展開(横展開)」の事例

直島にあるベネッセミュージアムの螺旋型スロープが一番最初に作ったスロープです。
その螺旋型スロープは様々な作品に応用されています。

「秋田県立美術館」、「金沢21世紀美術館」などがその例です。

②スケールアップする

スケールアップとは
スモールテストしたものをさらに大きなサイズに拡大、拡張させていく方法です。

スモールテストを行った後に失敗した事例は修正を加え、上手く行った事例をノウハウにしておきます。

安藤忠雄の「②スケールアップ」の事例

直島にあるベネッセミュージアムの螺旋型スロープが一番最初に作ったスロープです。
その螺旋型スロープを応用したのが、「表参道ヒルズ」です。

広告も商品開発も同じ

広告におけるスモールテスト

広告を打っても最初は失敗します。
ただし広告を打ち出すと上手く行かないデータをとれるので、次の広告ではよりよいものを作れます。Facebook広告の場合は、小さい金額からスモールテストをしていきます。

  • 3000円
  • 5000円
  • 8000円
  • 1万円

商品開発におけるスモールテスト

商品開発しても最初は失敗します。
既存顧客に使って感想を聞いてフィードバックをもらったり、顧客がいない場合は、ローンチカスタマーなどを見つけて、商品開発に協力してもらえる顧客を見つけて、一緒に商品開発に携わってもらいます。

スモールテストを行うことで、妄想や瞑想の状態から抜けることができます。

3000円の商品
・ゼロからイチモデルの考え方が分かる
・マーケティング戦略と仕組み化戦略の何を間違っているかが分かる。

●土器の話
・小さくテストしてから即改良(10%)

・①〜⑥の簡単な説明
・①〜③の簡単な説明
・スタートアップ

モジュールの扉を開く
●まずするべきこと

金の卵の模型を作って、シュミレーション販売する
この方法を使うと、お金と時間、労力をなるべくかけずにテストマーケティングできます。

●バグだしをするための改善プロセス
土器のプロセスとDRMのビジネスプロセスは同じ

ビジネスのPDCAを回す
①〜⑨から模型を作って販売して改善していくことです。

需要と供給のマッチングを図る。
→限りなく一致させていく。

【マーケティング講座】
●3000円

スタートアップ
Step1 モチベーティブ
立地のテキスト
Step2 泥の中から宝を取り出す
Step3 惜しみなく与える

→自己啓発です。
 知りたい人は、0円商品へ

スモールテストしなければ、いつまでも失敗を恐れてしまう

まずはスモールテストをすることしなければ、いけません。まずは最初は上手く行かない前提で遊び感覚で取り組んでみましょう。

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