忙しくて「猫の手も借りたい」と仕事を外注化したいということはありませんか?
どこまで仕事を任せるかを明確に判断しないと、あなたの労力がむしろかかってきしまいます。
外注化して、あなたが忙しくならないように、アウトソーシングとアウトタスキングの違いについてを学びます。
外注にはアウトソーシングとアウトタスキングがある
仕事には2種類の違いがあるので明確に分けておく必要があります。
・アウトソーシングとは、判断力を伴う仕事の外注化
・アウトタスキングとは、判断力を伴わない仕事の外注化
頼むときは、あなたが出来ることで、時給単価に合わないもの
いずれにも共通することは、あなたが理解して出来ることが前提です。
アウトソーシングは、社内にリソースがない場合に頼むことだからです。
手順が明確ではない場合や、マニュアル化出来ない場合には頼んではいけないのです。
アウトソーシングとは、判断力を伴う仕事の外注化
アウトソーシングは、判断力を伴う仕事です。
「ブログを書くために英会話に伴う関連キーワードを調べて欲しい。」
「東京23区内にある5000円までの会議室をリストアップして欲しい。」
などは、判断力を伴います。
一定のマニュアルはあるもののマニュアル外のことも判断しなければいけない。
ブログを書くために英会話に伴う関連キーワードをリストアップして欲しい。
「英会話」に関連するキーワードをリストアップの場合、いろんなことを判断しなければいけないです。
・誰向けの英語なのか?
・何のために調べるのか?
・オンラインクラス用なのか?対面クラス用なのか?
東京23区内にある5000円までの会議室をリストアップして欲しい。
「会議室」をリストアップする場合、これだけでは判断できなくなります。
そのために、調べている間に以下のようなことを判断しなければいけません。
・会議室や会議室の雰囲気
・駅からの距離
・トイレの数
・土日の開催の有無
アウトタスキングとは、判断力を伴わない仕事の外注化
アウトタスキングとは、判断力を伴わない仕事の外注化です。
マニュアルがあり機械的に作業できる
アンケートのEXCELへの打ち込みがアウトタスキングの代表的な例です。
作業を機械的にこなすだけですので、マニュアルもあり、判断力を伴いません。
時給はアウトソーシング>アウトタスキングになる
判断力の有無が関わりますので、もちろん時給はアウトソーシング>アウトソーシングで、アウトソーシングの方が時給が高くなります。
「会議室を予約する」仕事を頼む場合はどちら?
もしあなたが「会議室を予約する」仕事を頼む場合は、アウトソーシング、またはアウトタスキングのどちらになるでしょうか?
さきほどの「会議室を予約する」仕事では、以下のように分かれてきます。
・アウトソーシングの場合は、判断しながらリストアップ
・アウトタスキングの場合は、判断をせずに機械的にリストアップ
クラウドソーシングや誰かに仕事を頼む場合の注意点
あなたがもし「会議室のリストアップ」をお願いしたいとクラウドソーシングを使って、依頼した場合、アウトソーシングの内容を期待して、アウトタスキングの内容で依頼した場合、アウトタスキングの成果が上がってきても仕方ありません。
詳しく書かなければ、相手はそれで仕事を完了したという認識があるからです。
アウトソーシングとアウトタスキングを理解した上で、仕事を依頼するように意識づけましょう。