講座やオンラインコースは、リアルのインターネット版です。
リアルではカリキュラムのあるものとないものに分かれます。
- 通信講座
- 塾や予備校
- 家庭教師
- グループ指導
ここでは、講座やオンラインコースではカリキュラムがあるものを指しています。カリキュラムは順番にこなしていくものです。
カリキュラムを最短で作る方法を解説します。
カリキュラムは3つの順番で組み立てる
カリキュラムを組み立てるには3つのステップで組み立てていきます。
- テンプレート
- お品書き
- レシピ
カリキュラムを作ることを料理に例えて説明します。
テンプレート(フレーム)
カリキュラムを作るにはテンプレートがあると便利です。ただしテンプレートは何も書かれていないただの器です。
仮に8つのメニューが入るとします。
- メニュー1
- メニュー2
- メニュー3
- メニュー4
- メニュー5
- メニュー6
- メニュー7
- メニュー8
テンプレートだと漠然としているのでイメージが湧きません。そこで、お品書き(メニュー)を羅列していきます。
お品書き(メニュー)
お品書きとはメニューのことですね。先程のテンプレートにお品書きを当てはめていくと様々な書き方があることがわかります。
フレンチのお品書き(メニュー)
- アペリティフ(食前酒)
- アミュズ・ブーシエ(付出し)
- オードヴル(前菜)
- ポタージュ(スープ)
- ポワソン(魚料理)
- ヴィアンド(肉料理)
- グラニテ(氷菓)
- ロティ(ローストした肉料理)
- サラド(サラダ)
- フロマージュ(チーズ)
- デセール(デザート)
イタリアン
- アペリティーヴォ(食前酒)
- アンティパスト(前菜)
- プリモ・ピアット(第一の皿)
- セコンド・ピアット(第二の皿)
- コントルノ(付け合わせ)
- ドルチェ(デザート)
- カッフェ caffè (コーヒー)
- ディジェスティーヴォ(食後酒)
懐石料理のお品書き(メニュー)
- 先付(さきづけ)
- 煮物椀(にものわん)
- 造り
- 焼物
- 箸休め
- 八寸(はっすん)
- 炊き合わせ
- ご飯と香の物
- 菓子・抹茶
このように料理によってお品書き(メニュー)は変わってくるわけです。
レシピ
ただしテンプレートに書こうとするとまだイメージがつきません。
肉じゃがでも料理法や材料などでもいろんなレシピもたくさんあるわけです。
懐石料理の焼き物を見ていきましょう
若狭焼、幽庵焼、柚庵焼、西京焼、粕焼、酒盗焼など
西京焼きしか知らないのですが、いろいろなレシピがあるわけです。1026品のレシピが出てきました。鮭、真魚鰹、サワラなどいろいろな魚や調理法があります。
オンラインコースと講座のカリキュラムの組み立て方
オンラインコースや講座の組み立て方は2種類あります。
- 自分でゼロイチで作るボトムアップ式
- 競合や異業種からヒントを得るトップダウン式
それぞれを解説していきます。
①自分でゼロイチで作るボトムアップ式
オンラインコースや講座を既にアイデアがあってこれから組み立てたい方向けです。
レッスンを自分でゼロイチで書き出していきます。順番を考えずにただ並べていきます。
自分でゼロイチでお品書き(メニュー)を作るには、グループ(カテゴリー分け)をしていきます。
②競合や異業種からヒントを得るトップダウン式
オンラインコースや講座がアイデアがなくて、これから考えたい方向けです。
テンプレート(フレーム)を用意します。
お品書き(メニュー)を作るには、いずれの方法かがあります。
- 競合からヒントを得て作る
- 異業種から構成を真似て作る
実際には次の方法でリサーチしていきます。
- 競合のセミナー、異業種のセミナーはどんなお品書きだろうか?
- 競合の講座、異業種の講座はどんなお品書きだろうか?
「サービス名+セミナー」で検索します。
WEBマーケティングの場合は、「WEBマーケティング セミナー」で検索すると出てきます。
レシピを作るには、3つの方法があります。
- 競合からヒントを得て作る
- 異業種から構成を真似て作る
本やサイトからレシピ
「お品書き」で検索します。
ブログを書く場合は、「ブログの書き方」で検索すると出てきます。
オンラインコースと講座の違い
- オンラインコース:セミナーのことです。全体で2時間以内に収まるようなものです。
- 講座:研修など複数回あるものです。全体で複数日開催するようなものです。
オリジナルをゼロイチから考えるならブログがおすすめ
ブログを書いていると、レシピ(レッスン)が豊富ですので、自由自在に組み合わせることができます。
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