マウスフロー(mouseflow)での改善方法

分析ツールを使うのは感情論や思い込みを排除するためです。
様々なツールを使うのですが、3つのツールだけで十分です。

ホームページを作成後に分析する3つのツール
1.Googleアナリティクス<無料>
2.Googleサーチコンソール<無料>
3.Mouseflow(マウスフロー)<有料>

今回は、3.Mouseflow(マウスフロー)<有料>を使い方をお伝えします。

目次

マウスフローの使い方

マウスフローは、ホームページ公開後にデータを集めていきます。
期間は最低2週間で、1ヶ月位を目安にします。

マウスフローを使う目的

1.ホームページの内容は読まれているのか?
2.ホームページを閉じられるポイントは?どこの部分で躓いているのか?
3.ホームページで狙った効果は得られているのか?

これらのデータを元に分析して改善を行っていきます。

1.スクロール率

スクロール率では、ページの読み込み震度を測定します。
ページの上部からスクロールしながら下部に向かって読み込んでいきます。

訪問者はページの途中で離脱が起こります。
スクロールして離脱が起きるのであれば、

2.ヒートマップ

ヒートマップではページのどのボタンをクリックされているかを
ページが読み込まれていても、狙った効果を得られないからです。

①押してほしいボタンが押されているか?の測定

訪問者はページを読み進めるとさらに詳しい情報を求めて途中にあるボタンを押すか、問い合わせフォームに入力します。

②ページを読み終わった後にどのページに飛んでいるか?の測定

ページを最後まで見終わった人は、さらに情報を求めて別のページに辿り着きます。

ページによって変わる役割

TOPページの場合

TOPページでは、ページの全体を見渡します。
ヘッダーの画像を見て3秒で「続きを読む」か、「読まない」かを判断します。

そして「続きを読む」と判断した訪問者は、TOPページに必要な情報が載っているかを選別します。

各ページの場合

ページの途中は流し見されるのですが、ページの一番上と下の部分はスクロールが一旦止まり、次にどの情報を見ようかと考えるタイミングです。

ページの一番上にあるのが
・グローバルメニュー
です。

ページの一番下にあるのが
・フッターメニュー
です。

この2つのメニューのページのうち、どれが一番読まれているかを検証します。

グローバルメニューの場合、メニューは階層ごとに構成されています。

●ご挨拶
 └コンセプト
 └会社概要
 └スタッフ紹介
のようにページで構成していた場合に

●ご挨拶<5クリック>
 └コンセプト<7クリック>
 └会社概要<5クリック>
 └スタッフ紹介<3クリック>
 └お客様の声<10クリック>

の場合、

●お客様の声<入れ替え>
 └コンセプト
 └会社概要
 └スタッフ紹介
 └ご挨拶<入れ替え>

と入れ替えて様子を見ます。

3.レコーディング

レコーディングでは、測定をしていきます。
1人の訪問者の滞在時間が平均1〜5分程度で、全ての訪問者を分析するのは非効率なので、絞った使い方をします。

測定するのは、
①ページを変更した後
②フォームに入力が合った時
の時に行います。

①ページを変更した後
変更前に対して、変更後に訪問者が迷っていないかを測定します。
そして狙い通りの効果があるかを検証します。

もし効果がない場合はもとに戻す必要も出てきます。

②フォームに入力が合った時
お問い合わせや資料請求、体験などのフォームに入力された時に、直前にどのような情報を読んで判断したのかを分析していきます。

マウスフロー(mouseflow)で効果的に分析する

思い込みや感情的に判断するのではなく、効果的に分析することで、ホームページの改善の効果は出てきます。
ホームページは作った後から作り込みを行っていく必要があるので、労力をかけずに効果的に運用していきましょう。

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