マーケティングにおいて最重要な事があります。
絶対に計画倒れで終わらせないことです。
市場で未完成でも出すポイントとは?
完成した商品とはリスクの塊なのです。発展の見込みのない完成品を出してしまえば、大きく資金を失うからです。
1996年に爆発的に流行った「たまごっち」を思い出して下さい。
アレは極めて完成度が高い商品でした。
皮肉にも、内部のキャラクターを育てる商品だったのですが、商品としての「たまごっち」は、ほとんど発展しない商品でした。
だから「たまごっち」は一発芸で終わってしまったのです。
その180°真逆で、市場に出してみて、後から改良する手法で大きくシェアを取ったのが、iPhoneです。
そのマーケティング手法は超一流です。
「たまごっち」にはマーケティングがありませんでした。
マーケティングがないと、一時的な流行りで終わってしまいます。
単なる宣伝をマーケティングと思わないで下さい。
マーケティングとは持続的に利益を上げ続ける手法なのです。
iPhoneは未完成品として、発売されました。
不具合やバグをソフトウェアのアップデートして、改良していったのです。
一方で、ガラケーに目を向けてみましょう。日本ではガラケー分野で、大きな売上を占めていた富士通や京セラ、東芝はスマホ分野で撤退をすることになりました。
あらゆる業界で、何よりも日本のマーケティング戦略では、間違った結論に至ることが多いです。
マーケティング戦略では、必ず市場の反応を見ることが重要です。
マイケル・マスターソンというマーケティングの巨匠の1人がいます。
彼が『Ready、Fire、Aim!(構え!撃て!狙え!)』という本でこのように述べました。
1.まずは市場に出す
2.時間の80%を販売に集中する
3.製品は完璧でなくともよい
4.製品を購買者に知らせる
時代の変化が早い現在のIT資本主義経済の世界。
完璧な商品を市場に出し、おまけに誰も求めていないと最悪の結果を招くという時代。
マイケル・マスターソンは、そこで必ず生き残って利益を出し続ける戦略を表しています。
商品を売って、商品がお客さんの手元に届くまでに改良するという手法は、必ず利益を出す事を意味します。
または、ソフトウェアであれば、販売後にお客さんのフィードバックを元に、修正改良していけばいいのです。
その方が、仕様を決めるための何百の企画書、延々と続く会議、バグだし費用などを削減することができます。
お客さんにとっては、開発に参加したり、本当の自分が欲しい物を手にするチャンスにもなります。
①未完成でテストする販売手法
あなたもこの市場のテストを行うことで、今すぐテストが可能です。
②身近な人にモニターとして参加してもらう
あなたの商品に興味があるモニターに対して、モニターとして参加してもらう方法です。
この手法であれば、コストがかかりません。
協力してもらうお礼として、無料で参加してもらいます。
販売の機会損失をしているようで、実は時間短縮になっています。
商品やサービスを作った後は、必ずバグだしをしなければいけません。
そのバグ出しが可能だからです。
事例
ガレージハウスのデザインパースだけで契約が決まってしまう
次に私の知人が都内の3台の月極駐車場をガレージハウスにしてしまった時の話です。
都内で東京駅近くの土地なものの、コインパーキングでは収益に限界がありました。
お店や事務所を建てるには狭いスペースのために、高い収益を出すことを考えていた時に、大阪でガレージハウスが流行っているということを知りました。
彼は、デザイナーにパースという完成予想図の絵を書かせました。
都内の3台の月極駐車場を3台分のガレージハウスにするのです。
月極駐車場であれあ、月額5万円しか取れませんが、ガレージハウスにすると、月に15万円の収益が見込めるのです。
次にそれを厚意にしてもらっている不動産会社を通じて、車好きのお客さんに営業してもらったのです。
すると2日で2台の契約が決まりました。
ここで驚くことは、工事も一切着手していないのに、デザインのスケッチだけで契約が決まったことです。
彼はデザイナーに3万円を支払ったのみです。
そのデザインを不動産会社が代わりに営業したのです。
もし、不動産会社が営業して契約が決まらなければ、ガレージハウスを辞めて他のものを考えればよいのです。
商品の制作前から注文を取れるクラウドファンディング
クラウドファンディングは、商品を作る前に注文を取れてしまう手法です。
試作機を作って、量産体制を取れることを確認します。
通常なら、銀行からお金を借りて、大量の在庫を抱えて、販売してもらえるようにいろんな会社やお店に頼む営業を始めます。
それが、クラウドファンディングを使うと、プロモーションビデオを作って、それをクラウドファンディングのサイトで打ち出すのです。
売上がたってから工場の商品の発注をします。
顧客は、2〜3ヶ月であれば、納品を待ってくれます。なぜならどうしてもその商品が欲しいと思っており、最初に購入する代わりに市場価格よりも割安で買えることに合意しているからです。
あなたもコストをかけずに商品開発は可能です
アイデアがあれば、すぐに市場に出すことができる。それがインターネットを使ったマーケティングで実現可能なのです。
商品開発や品質向上にほとんどお金をかけないで、莫大な利益を生み出し、巨万の富を得る究極のマーケティングを知りたければ、必ずこの動画講座をご覧下さい。
これは反応分析型マーケティング、通称ダイレクト・レスポンス・マーケティングと呼ばれています。
ドナルド・トランプは、ダイレクト・レスポンス・マーケティングの天才実業家の1人です。その彼が今、アメリカ合衆国大統領になって世界を動かしています。
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