あなたは、収益を作るために何をするべきでしょうか?
マクドナルドの元社長の藤田田さんが読み込んだ本として、ユダヤの商法という本が有名です。
ユダヤ人のビジネスセンスが優れている理由があります。
自分が働かずに収益が入ってくるモデルを作ることに長けている
一方で、日本人の商売の手本である三方よしの近江商人は、なぜ世界で戦えないのか?
ユダヤ人と近江商人の考え方の違いを考えた時に、ビジネスで収益性を上げる以上に、ユダヤ人は、お金を増やすことよりも時間を増やすことに注力を置いています。
なぜお金よりも時間が大事なのか?
このヒントは、M&A(企業買収)をする際に、何を買っているのか?を考えると見えてきます。
ソフトバンクの孫さんがボーダーフォンを1兆8000億円で買収しました。
そこで手に入れたものは2つのものです。
- 物:既存のインフラや店舗
- 人:ネットワーク技術者や営業マン
一方で、これを作り上げるとどちらも時間がかかります。時間がかかるというとこはコストもかかります。
この投資する時間を圧倒的に減らすことができるのです。コストよりも時間が重要です。
楽天が携帯電話事業への参入や三菱重工業の航空事業参入に失敗するのも、時間をかけても解決する絶対的な答えがないからです。
多くの日本人が「稼ぎ」に執着して、お金を生み出すために時間を減らしているのです。ユダヤ人が最強と言えるのは、時間を生産する民族だからです。
顧客が喜ぶポイント
顧客向けのサービスの4つのカテゴリー
- 無駄な時間を減らす
- 余裕のある時間を増やす
- 支出を減らす
- 収入を増やす
魅力的なのは、「無駄な時間を減らす」、「余裕のある時間を増やす」と「収入を増やす」
時間を減らす=労力を減らすです。
「無駄な時間を減らす」ことと「余裕のある時間を増やすこと」が魅力的なのは、時間は寿命を指すからです。
一方で、お金は測定可能なことに対して、時間の計測は実感が湧きにくいです。
時間は有限で平等です。労力をかけると時間を消費します。時間や労力をかけても得られる結果が同じであれば、人は時間をかけない方を選びます。
どうすれば時間を増やせるのか?を追求していきましょう。
また「収入を増やす」が人気なのは収入が上がると時間が増えるように思えるからです。
魅力がないのは、「無駄な時間を減らす」と「支出を減らす」
実はあなたが顧客のお金を減らしても、顧客に入ってくるお金は僅かです。実は支出などのコスト削減をしてもあまり喜ばれないです。
GAFAが成功した理由
最も上手くいってる会社です。
- Amazon
- Apple
これらの会社には共通点があります。顧客の時間を増やしていることです。
Googleは、問題解決した際に最もベストな解決策を与えてくれます。
検索エンジンやYouTubeでは、最も最短で問題解決できるアプローチを教えてくれます。Google mapでは、目的地に迷っことなく辿り着け、gmailでは迷惑メールから解放してくれます。
Amazonは、欲しいと思った商品を最短で届けてくれます。
大企業からスモール企業までを平等に扱い、販売する出品者も平等に扱います。最近ではドローン配送まで研究しています。
Facebookは、ビジネスコミュニケーションを活発にしました。
ビジネスのコミニケーションが、メッセージやグループを通じて行われます。また記事を投稿することで、投稿者の心理や状況がわかります。出張の投稿があれば、会おうとメッセージを送ることも可能です。
Appleは、デジタル機器を使うストレスを最小限にしました。
直感的な操作でマニュアル不要です。子供から大人まで、インターネットを楽しめ、資料作成から映像編集まで簡単にできます。さらにWindowsにあるようなネットワーク技術者の職を不要にしました。
他にもダイソンは、綺麗な空間を提供しています。
軽量でコンパクトなコードレス掃除機は、子供や高齢者まで取り扱えます。コードを収納する、ゴミを捨てる、掃除機音など、不快なものを全て削減したのです。掃除機をするぞ!と気合を入れなくても、空き時間でできるのです。
さっと取り出せて、掃除してすぐにしまえる。
顧客価値を上げるには、時間の資産を積み上げるこどとても重要です。まずあなた自体が時間を生み出すビジネスをしなければ、顧客の時間を生み出すことはできないのです。
ここでは語れないことは内容は、メルマガでお伝えします。