あなたはインターネットの本質を理解していますか?
インターネットが発展してきたのは、無料で知恵を出しあい、協力関係を築いてきたからです。
このインターネットのある集合知を解説します。
企業の理念から見る集合知の形成
インターネットでプラットフォームを形成する有名な企業は、集合知の形成することを何よりも求めています。自社の利益よりも、インターネットを通じて生まれる世界がよりよくなる社会になるように考えています。この結果、公共性が評価されて、企業も収益を上げてビジネスを発展してきました。
まずはインターネットのプラットフォーム系企業の理念を見ていきましょう。
・Google
Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。
・Facebook
共有を広げ、世界をもっとオープンにし、人々の繋がりを強める。
・twitter
全ての人が、障壁無く、瞬時にアイデアや情報を作成、共有できるようにする。
誰もが共感したくなるものですね。集合知を作り上げられるこそ、プラットフォームの価値が上がり、繁栄を続けられています。
掲示板
集合知を活かしたのがBBS(掲示板)です。
BBS(掲示板)では、知識や議論を積み重ねることができます。
1つの議題に対して、様々なアプローチや視点から切り出すことができます。
議題を出した人が追加で質問をしても、さらに回答をもらえます。
BBS(掲示板)によって、最も優れたツールを生み出すことになります。
・リナックス
誰もが無料で使えるOSのリナックスは、開発者が世界中にコードを公開したところから始まりました。「いいOS作ったからみんな手伝って!」と世界中のエンジニアにソースコードを公開して、フィードバックをもらったのです。その結果、リナックスは進化していきました。
・wordpress
wordpressにはエンジニア同士のコミュニティがあります。そこで質問を投げかけると、質問が帰ってくるのです。エンジニアの世界は優しい世界なのか、ベテランエンジニアが若手エンジニアに丁寧に説明します。お互いを助け合っています。
SNSの存在
次にSNS
SNSでは、即時性を持ったコミュニケーションを取ることができます。
SNSは情報を蓄積できないというデメリットもありますが、即時性を持って対応します。
・セキュリティ集団
2年前ほど、ウィルスがばらまかれます。そこにホワイトハッカーと呼ばれる人たちが活躍しました。twitterをしながらウィルスの供給源となるサーバーを見つけました。ここで活躍したのは多くの日本人だったそうです。
・ブロックチェーン技術
先日600億円ほどの暗号通貨の盗難事件がありました。ブロックチェーン技術があれば、換金されるまでの履歴を追うことができるために、世界中のホワイトハッカーが監視することで、盗んだ人は換金できないということが起きました。これもSNSを使ったからこそ情報交換ができたのです。
・詐欺手法の暴露
SNSが発展して、誰もが情報発信できるようになりました。
同時に詐欺などの犯罪者にとって不都合な情報も全てインターネットを通じて公開されるようになりました。
あなたがインターネットを使ったビジネスを考えるのであれば、公共性を意識して行く必要があります。
そうするからこそ信頼があなたに集まるのです。