引き算からスタートするのが、シンプル思考で、複雑思考だと足し算しがちです。
引き算思考ではなければならないです。
あなたは農家で、百貨店に卸すみかんの選定を頼まれました。
あなたが良いみかんの選定するなら、どのように考えますか?
・形が綺麗
・見た目が綺麗
などあげるでしょう。
しかし、ベルトコンベアに流れてくるみかんを見て、あなたは困惑するでしょう。
「どれが良いみかんか分からない!」
では、不良のみかんを上げていきます。
・腐ったみかん
・傷だらけのみかん
・形が丸くない
というみかんを不良のみかんを選別します。
腐ったみかんは取り除くとして、傷だらけのみかんと形が丸くないみかんは、ジュース用に転用できるでしょう。
次に残ったみかんを選別していきます。
傷が少しあるみかんを不良のみかんとして省くことにします。
この傷のあるみかんは、スーパーに転用できるはずです。
残ったみかんから、サイズ別にして百貨店に出荷すれば良いです。
最初に良いみかんを選別した時と、どのように違ったでしょうか?
顧客の用途に応じて、みかんを選別すれば、限りなく商品ができることに気付きます。
あなたも良い顧客ばかりを選ぼうとすると、あなたはビジネスのチャンスを逃してしまっているのです。
不要な顧客を選んでから、その残る顧客ごとに、商品・サービスに振り分けると、あなたは何倍の収益を得ることができます。