顧客によって、あなたのコンテンツをばらまいてもらうゴールドダスト戦略

コンテンツを作る際に、最もシンプルで効果的な戦略があります。
コンテンツを自分で作って、それを拡散しようとすると、手間暇もかかって労力も大変ですし、広げることに限界が出てきます。

シンプルで拡散される!ゴールドダスト戦略の考え方

そこでゴールドダスト戦略というものがあります。これは、ブログからSNS意向期に大きく発展したものです。

ゴールドダストとは花粉のこと

花壇に花を植えられています。この花の蜜を吸いに蜂や蝶がやってきます。この蜂や蝶は蜜を吸った際に足に花粉をつけます。この花粉が他の花壇の花に受粉されていき、この花のDNAはあらゆるところに拡散されていくのです。

この考え方を応用したのが、「ゴールドダスト戦略」です。あなたが花壇に花を植える役割、それを顧客である蜂や蝶という顧客に運んでもらう考え方です。そして、あなたは綺麗な花を植えて育てることです。

ディズニーランドもゴールド戦略を使っている

実はこの戦略はあらゆるところにあるのであなたも実はその片棒を担いでいるかもしれません。あなたはディズニーランドに行ったときに写真を撮ってSNSに上げたことはありませんか?ディズニーランドやミッキーという言葉を添えて。

ディズニーランドに行くと、ミッキーの耳の被り物を買ってインスタ映えの写真を撮ってしまいますよね。そして、インスタやFacebook、twitterに写真や記事を上げることで、その周りの友達にもコンテンツが広まります。

それを見た人の中には、「ディズニーランドに行きたい!」という気持ちが高まるのです。

広告を打たない無料の広告

これは実はマーケティングには優れた戦略なのです。なぜなら、1円も使わずに広告されていくからです。しかも労力は全て顧客が行っています。

よくイベントやお店のキャンペーンで「ハッシュタグ:#●●」を使ってマーケティングを行うのは、顧客がSNSを使って拡散してもらうためにです。

コーラにメントスをぶっこむ動画がyoutubeが広まって進化した

今ではバズると言われていますが、このCGM(コンシュマージェネレーティッドCM)は、2006年に生まれた動画がきっかけとなって、多くの人が真似をしてyoutubeを使うきっかけになりました。

コーラのペットボトルにメントスを入れるとコーラが噴水のように吹き上がるという現象(メントスガイザー)を使って、ドミノ倒しのように次々と吹き上げさせているムービーです。

動物園のマーケティングをコンサルするとどうなるか?

飼育員さんは動画を撮る時間も編集する時間もない

飼育員さんは動物を育てることに多忙です。コンテンツを作る時間は一切いないのです。そこで、顧客に動画を撮って編集してもらうようにするとどうなるでしょうか?

動画を撮るタイミングを与えるだけ

顧客が動画を撮って、facebook、インスタなどのSNSにアップロードして、タグ付をしてくれるように仕向けたらいいのです。

「餌やりタイム」
「撮影タイム」
「#タグがついたプレートを渡す」

このように全くコストをかけなくても動画を撮ってもらい拡散してもらうようにすることは可能です。
どのように話題にしてもらい、拡散されるようにします。

難しい業種でも、一手間加える方法もある

顧客にアイデアをもらって、それを加工することでコンテンツにする方法もあります。
一番、簡単でシンプルな方法がアンケートです。

リフォーム会社やハウスクリーニング会社の場合

リフォームやハウスクリーニングさせてもらった写真をBeforeとAfterで掲載します。そして、その文章はお客さんの声をそのまま掲載します。自分で文章を書くよりもさらにリアリティのあるコンテンツができます。

イベント会社の場合

イベントをした後の質問タイムや生徒さんの感想をそのまま文章化すれば、面白いコンテンツができます。質問タイムなど、の様子を動画に取っていれば、許可さえもらえば、動画コンテンツにもできます。

仕上げは拡散してもらう

コンテンツにしたものは、必ずお客さんに提供しましょう。そしてよければ、拡散してもらうのです。そうすると、話題にノボリますし、商品やサービスがよければ、シェアもしてもらえますし、認知度も上がるようになるのです。

目次