最短でフィードバックするには?最短最速でビジネスを回すフローサイクル

仕事をするのにも「効率が悪い」や「仕事が遅い」と言われたことはありませんか?
世界でも日本人は勤勉と言われますが、世界からクソ真面目なだけで、要領が悪いと思われています。
フロー理論は、今までの人生を根性論と精神論で乗り切ってきた方が現状を打開する方法です。

仕事も遊びも不器用と言われる方におすすめの記事です。
  • ビジネスもプライベートも要領が悪いと言われる人
  • 時間に追われている人
  • 時間をかけたのに報われないと感じている人
目次

フローサイクルとは?

最短で最楽で成果を出すための方法です。
受験勉強であろうが、仕事であろうが使える方法です。

フローに載せるフロー理論については別記事で紹介します。

フローサイクルの醍醐味はモチベーション管理が不要

フローサイクルは、あなたの中にある僅かなモチベーションを利用します。
僅かなモチベーションとは「やる気」と呼ばれるもので、吹けば飛んでしまうようなものです。
カフェに行くまでにはやる気があったのに、カフェに行く瞬間にやる気をなくしてしまうのは、「やる気」が蒸発するからです。
フローサイクルでは目的や目標を決めません。目的や目標などは優等生向けで、夏休みを計画的に実施できる人です。

フローサイクルは、以前の私のように自己管理が苦手な性格の人向けの理論です。
普段は「サボりたいとか、楽したい。」と考えていて、いざとなり仕事のモードに入ると熱中するような人向けの理論です。

フローサイクルのステップ

STEP
入口:インスピレーション

やってみようと思ったらすぐにやってみることです。
鉄は熱いうちに打てというように、モチベーションが上がったり、
後回しにせずに取り組むことが重要です。

直感を得る、勘を働かせる、センス

STEP
出口:インプット&アウトプット

自分の頭で考えて、足を動かして動くことです。日本人が弱いのがこの出口です。思考して行動するのどちらかが欠けてしまうと労力を費やしている割に報われないという状況が起きてきます。

思考して行動する

STEP
改善:イノベーション

一番重要なことは振り返ることです。学校のテストや問題集も振り返ることをしません。
せっかくの時間をかけたのに、やりっ放しになってしまっています。

創意工夫して、シンプルにする。

フローサイクルに載せるための各項目の重要な点

①入口:インスピレーションですること

直感を得る、勘を働かせる

直感や勘では、
「観る/聴く/感じる」
が鍵になってきます。

次のようなことを考える人は、直感や勘が落ちています。

  • やりたくないけど、やらなければいけないと強迫観念に陥っている
  • 好きか、嫌いなどより好みをしてしまっている
  • 失敗したくない、ダサい姿を見せられないなどプライドが高くなっている

このような人は遊び下手な人が多いです。仕事ができる人は、「学び上手」と「遊び上手」の両方を備えています。

「学び上手」な人は、学びの遊びとして捉えて、短期間で学びを得ます。
「遊び上手」な人は、遊びで失敗をして学びを得ます。

高学歴なガリ勉くんが学生時代に高得点を取っていたにも関わらず、社会に出るとパットしないのは、「学び下手」と「遊び下手」だったりします。

「学び」と「遊び」を交差して、「よく学びよく遊べ」を実践しているとビジネスにも応用できるのです。

②出口:インプット&アウトプット

人は先延ばしをしているうちに忘れてしまう動物です。
できることから手をつけましょう。
後ではなく、今すぐ着手です。

思考して行動する

思考して行動するのは、思考と行動を同時にやることです。
「学びながら実践する」
「学習しながらテストを解く」
のようなものです。
思考と行動を分けて考えてしまうといつまでも

世界的なマーケッターやCEOは同じようなことを言っています。

  • マイケル・マスターソンの「構え→撃て→狙え」
  • GEの元CEOのジャック・ウェルチは「走りながら考える」
  • ダン・ケネディの「計画と実践を分けるな」

③改善:イノベーション

創意工夫して、シンプルにする。

思考して行動すると必ずムダ、ムリ、ムラ、ダブリが生まれてきます。
放置しておくと思考や行動が複雑化していきます。
思考と行動によって、蓄積したデータを整理整頓したり、不要な物事を省いていきます。

改善では「トリーズ」を使うのがベターです。 

各項目が欠落すると起きること

①入口(インスピレーション)の機能が不十分

ムダなお金、時間、労力をかけてしまう人に見られる傾向です。
インスピレーションが湧いたものの他のことにも気が向くので、いつまでも思考や行動に移せません。
時間が経つだけで経験はゼロというようなことが置きます。

②出口(インプット&アウトプット)の機能が不十分

思考と行動のいずれか出来ていない人は、頭の中で便秘のようになっていたり、こじらせている状態です。
あれもやろう、これもやろう、どれからやろうになってそれの状態をモヤモヤと続けている状態です。
早く手を付けて失敗すればいいのですが、それが出来ないから悩み化していきます。

好きな人がいるのに告白しないので、恋愛ができないようなものです。振られて次の恋をすればいいものの、振られるのが怖いために問題の先送りに過ぎないわけです。

これが出来ないのは、自分自身をコントロールしようとするからです。コントロールしようとするのは、独占欲や支配欲が原因です。ここから抜け出すにはフロー理論が重要です。

思考に偏り行動ができない場合

この状態の人は思考停止を招いています。

  • 失敗しないための理論や方法論を探す。
  • 目の前にある理論や方法論に否定する

脳内シミュレーションばかりをしているので、現実は何も代わりません。

行動に偏り、思考していない場合

すべての行動は「行きあたりばったり」で、全くの生産性がありません。動物は短期記憶と長期記憶のみで、人間のような高度の思考をしませんが、同じようなものです。

ペットの犬が芸を覚えると飼い主から餌がもらえるのようで、パブロフの犬みたいな条件反射で動いているようなものです。

恋愛に例えると、クラス内の女子全員に片っ端から告白しているようなものです。なぜ振られたかがわからないので、告白の回数を増やしても効果は出ません。

上級者は攻撃と防御をする

スループットと呼ばれる、防御(学び)ながら攻撃(実践する)のが一番効果的です。

③改善(イノベーション)が不十分

改善しないことは、成長していないという証明です。

  • 同じ過ちや失敗を何度も繰り返す
  • 先月と前年と思考や行動パターンが一切変わっていない

アインシュタインが「狂気とは即ち同じ行動を繰り返し行い違う結果を期待すること」と言ったそうです。アインシュタインが言ったか言わないという説もありますが。

同じ行動を繰り返して、いつか上手くいくと信じているのは狂気の沙汰です。他から奇人です。武田鉄矢の101回目のプロポーズはドラマの話ですが、現実にもしいれば、ストーカー事案でしょう。

フローサイクルは簡単です。

高速フローサイクルでは、話しているうちに書きたい事が出てきています。それをメモするだけです。自分自身を実験やテストを行いならこのサイクルを回していきましょう。

フローサイクルをすることで、勘やセンスが鍛えられていきます。

システム手帳を使ったり、研修に行ってA4用紙に何枚も書いたり、コーチを付けなくても今すぐに導入できます。
ビジネスで結果を出している人は大抵遊んでいますし、学びも日常の中でてきています。お金と時間と労力を節約した上に、ビジネスで成果を出せるのでとっとをフローサイクルを使ってしまいましょう!

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