<ファン育成型カスタマージャーニーマップの使い方>一般のカスタマージャーニーマップは使えない

一般のカスタマージャーニーマップは、「こんなの書けないよ」というような複雑な物が多いです。
理由は、プロモーション広告で、無理やりお客さんにするというような売り手目線だからです。

そこで「買い手」の感情面や行動特性を考えた後に、「売り手」からのアプローチをすればいいのか?を設計したシートを作成しました。

画面の向こうにいる人が何を考えて、どのように行動するのか?をイメージしながら作っていくことです。

目次

ファン育成型カスタマージャーニーマップ

このカスタマージャーニーマップは、ファンを増やすことを考えて作っています。

  • リスト取りのマーケティング
  • ブログやyoutubeを使ったコンテンツメディア

などに応用することができます。

ファン育成型カスタマージャーニーマップの手順

そのためにはお客さんの目線に立つ必要があります。

  • what:何を?
  • why:なぜ?
  • how:どのよう?

の問いをベースに次のステップでファンになっていくかを組み立てていきます

  1. 集める
  2. 動かす
  3. 決める
  4. 使う(フォローアップ)
  5. シェアする

横のフェーズ:顧客のファンの段階設計

STEP
集める

顧客は、最初に情報を探します。
インターネットでは、「知りたい」と「解決したい」という欲求が根底にあります。
どのような情報を探している?
顧客は、不安やフラストレーションを抱えて、「損をせずに出来ることは何だろうか?」を探しています。

STEP
動かす

次にサイトを訪問します。
サイトを訪問して、
サイトに訪問者は何を求めている?
サイトに辿り着いて後にどのようなものがあれば、安心感を与えられるのか?他の販売者とは何が違うかを説明していきます。

STEP
決める

「リスクゼロ」の行動を取るには?
・無料商品(電子書籍のプレゼント)受け取りやセミナーを受講する。
・返金付きの商品を販売する。

値段の高い商品の購入動機は?

最初の購買とは、「1円」よりも上の金額を払ってもらうことです。
そのためには
・値段はいくらにするのか?
・お試しできるだろうか?
を考えておく必要があります。

STEP
使う(フォローアップ)

顧客との接触ポイントはどこ?

顧客との接触回数を上げると顧客からは親しみを持ってもらえます。
そのためには、
・メルマガで情報を与える
・セミナー、個別面談を通して、顧客の悩みを聞いて、解決方法を提示する。
などをすることで、「質問しやすい」、「相談しやすい」環境を作ることができます。

STEP
シェアする

縦のフェーズ:フェーズの詳細設計

  1. 顧客の心の声(心理的障壁)
  2. 顧客の行動内容(行動動機)
  3. あなたのアプローチ(やることリスト)

①顧客の心の声(心理的障壁)

まずは顧客の「心の声」を書き出していきます。
問題を抱えている顧客いろいろなものを抱えています。

  • フラストレーション
  • ストレス
  • 不安
  • 願望
  • 欲求

だからこそ、その「心の声」に寄り添ってあげることが必要です。

②顧客の行動内容(行動動機)

顧客は「心の声」を受けて、その次の一歩を踏み出したいと思っています。
顧客の立場に立って、顧客の中にある行動動機と取るであろう行動内容を書き出します。

③あなたのアプローチ(やることリスト)

訪問者に何をするべきかを書ききます。

「②顧客の行動内容(行動動機)」の答えとして、あなたがアプローチをしていきます。
顧客を導くリーダーシップを発揮します。

ここでは次の内容で書いていきます。

  1. 集める:どんな情報を与える?(情報提供)
  2. 動かす:他社と何が違う?(差別化)
  3. 決める:何が決め手になる?
  4. 使う(フォロー):どんなコミュニケーションを取る?
  5. シェアする

カスタマージャーニーマップは、セールス(追いかける立場)からマーケティング(追いかけられる立場)に転換する上で大事な方法です。マーケティングでは、コンテンツメディア(メディア広告)を創る上でとても重要なものです。

あなたが安定した収益を得られるビジネスにするのであれば、カスタマージャーニーマップを作ってみてください。

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