コンテンツとメディアは何が違う? コンテンツとメディアがごちゃごちゃになってしまうには理由があります。 テレビ局はメディアという言い方をされますが、実際にはコンテンツも作っているからです。
コンテンツとメディアの定義
以下に定義することができます。
- コンテンツとは、作るもの
- メディアとは、届けるもの
分かりやすいのがテレビで放映される映画です。 映画はコンテンツで、映画会社が作っています。 それをテレビ局はメディアであり、映画会社から放映権を買って、電波を使って各家庭に届けます。 「コンテンツとは、作るものであり、メディアとは、届けるもの」ということが分かりました。
コンテンツとメディアを掘り下げると何?
身の回りにあるものを見てみましょう
メディアは、チラシ、本、テレビ、雑誌などのことです。
コンテンツはテキスト(文字)、画像、動画のことです。
チラシはメディアです。
チラシには、テキスト(文字)と画像のコンテンツが書かれています。
本はメディアです。
本には、テキスト(文字)のコンテンツが書かれています。
雑誌はメディアです。
雑誌には、テキスト(文字)と画像のコンテンツが書かれています。
テレビはメディアです。
テレビには、番組やCMという動画のコンテンツが流れています。 少し難しい印象を受けるかもしれませんが、メディアとコンテンツを切り離して考えることが重要です。
コンテンツとメディアはどちらが強いのか?
インターネット前は、メディアが力が持つ
インターネットが出てくるまでは、4大メディア(テレビ局、新聞、雑誌、ラジオ)が圧倒的に強かったです。 なぜなら個人はメディアを持つことを許されず、コンテンツを届る手段を持たなかったからです。 もしメディアは既得権益であり、コンテンツをメディアに流そうとすると多額の放映権や掲載料が必要でした。 大手などしか参入できない領域でした。 だからインターネットが出てくるまでは、メディアが強かったのです。
インターネット後はコンテンツが力が持つ
一方で、インターネットが出てきてから逆転しました。 コンテンツが圧倒的に強いのです。 具体的な事例で説明します。
映画会社 VS 動画配信サービス会社
動画配信サービス会社には、Netflix、Hulu、アマゾンプライムなど様々なサービスの会社があります。 動画配信サービス会社はメディアです。 映画会社が持つ映画作品はコンテンツです。 ここで、映画会社が動画配信サービス会社を選ぶ時代になりました。 映画会社もビジネスです。映画作品により多くの放映料を払える会社が選ばれるのです。 インターネットが出てくるまでは、「映画会社がテレビ局に映画作品を流してください。」とお願いしていたのが、動画配信サービス会社が人気の映画会社に頭を下げる時代です。 2016年12月。サッカーのプロリーグのJリーグに激震が走りました。日本のJリーグの放映権がスカパーからDAZNに変わったのです。 スカパーもDAZNは動画配信サービス会社のメディアです。 Jリーグはコンテンツです。 今まではスカパーがJリーグに払っていた放映料は1年あたり約50億 それが、DAZNが提示したのは、10年分で約2100億円で、1年あたり210億円です。 単純計算で実に4倍強にもなります。コンテンツを持っているJリーグに圧倒的な力があることが分かります。
コンテンツ・イズ・キング
インターネットマーケティングでは、「コンテンツ・イズ・キング」とよく言われます。 コンテンツがますます影響力を持って、メディアよりも力を持っています。 つまりメディアのが人気コンテンツを配信できると、メディアの契約者数が増える収益が上がるということです。
インターネットでのコンテンツとメディアの関係性
インターネットでのコンテンツとメディアの関係性を整理します。
- コンテンツとは、作るもの:文字、画像、ラジオ
- メディアとは、届けるもの:受け皿になるもの
コンテンツとは、文字、画像、ラジオです。 一方で、インターネットでのメディアはたくさんあります。
- ホームページやブログ
- メルマガ
- SNS(youtubeを含む)
- ネットショップ
全てが0円か低コストで誰でも発信できる時代になりました。 一方でインターネットのメディアは誰でも手にすることができます。 だからこそ、コンテンツに力を入れることが重要になってくるのです。
インターネットの最初のメディア選びはブログ
まずインターネットでビジネスを始めたいなら、ブログを選びましょう。 ブログのメディアは、低価格で月1000円から始められます。 ブログのコンテンツは、メインは文字です。 文字さえ書ければ、誰でも始めることができます。 ブログのコンテンツが出来れば、SNSやメルマガに応用したり、ブログからネットショップに集客することもできます。 必ずインターネットビジネスでは、ブログから始めてください。]]>