ビジネスが上手く行かない会社の共通点

ビジネスが上手く行かない会社には共通点があります。

部屋が汚い、書類が雑然としている

部屋が汚い、書類が雑然としている会社は、問題の先送りをしていることが多いです。
部屋の状態は、心の状態を示します。

毎日、たった10分でも整理整頓をしていれば、部屋は片付きます。
それも出来ないようであれば、仕事選びを間違えている可能性があります。

利益が出ないような安値で受注しているか、
従業員を雇用するために無理矢理仕事を生み出しているかのどちらかです。

私が部屋に荷物が溢れて、汚かった時期があります。

私が過去に転売を行っていた時のことです。
ガラクタばかりを仕入れてしまいた時期がありました。

「即金性がない」、「利益が少ない」という理由で先延ばしをしていたのです。

なぜなら、
・出品するのに手間がかかる
・売れるまでに時間がかかる
ということで、躊躇してしまったからです。

人間は、楽な方についつい流れていきます。
そうすると、どんどん家の中が売れないもので溜まっていき、
胸の中が「ざわざわとして、心が乱れていったのです。

しかし、売れないものに見切りをつけて、処分して、
メルカリやヤフオクで安値で売りさばくようになってから、
部屋の中の在庫がどんどん減り、どのような在庫があるかがわかるようになってきました。

部屋を綺麗にしていくことは、精神上とても重要なのです。

お金の流れが見えない

お金の流れ(=キャッシュフロー)を明確にすることはとても重要です。
金持ち父さん貧乏父さんのロバート・キヨサキは、

投資
キャッシュフロー
セールス

の3つの視点で話していますが、セールスした後は、キャッシュフローを精査して、
お金を管理しなければ、投資はできないと言っています。

私も過去に転売で失敗していた時は、キャッシュフローを明確にしていませんでした。
転売では3つの考え方が重要です。

①現在の現金と在庫の総額

②仕入れた商品の利益額

利益額を出すには、
・仕入れ値
・売れた価格
・諸経費
を出してから、「売れた価格」ー「仕入れ値」ー「諸経費」=「利益」となります。

私は、この利益を間違えて判断していました。

「売れた価格」ー「仕入れ値」=「利益」としていたのです。

結果的に、見た目上は、利益を出していても、「諸経費」を考慮していないので、ブラックボックスです。
諸経費には、車の費用、ガソリン代、梱包代、送料、システム費用などが加算されますから、大きな額になってくるのです。

③売上予測の数値

売上をどのうように立てていくかのシミュレーションです。
売上が立てなければ、企業活動は一切できません。
利益なしのボランティアのような会社です。

ビジネスは営利活動ですので、売上が立てられない会社は、ご飯を食べる資格は一切ないのです。

売る行為に時間を割かない

会社は、売上を立てるから、ビジネス活動ができます。
会社の存続は、売りが建てるかどうか次第です。
むしろ売りが出来なくてもいい会社は、「公務員」くらいでしょう。

寄付を募るNPOや寄付団体でさえ、売りの行為をしているわけです。

以前の私は売りの行為から一切逃げていました。
誰から売りを作ってくれると信じていていたのです。

これは下請け会社にあるような風潮で、お上から仕事をうけるような風潮で、このようなマインドは、決してやってはいけません。
あなたが起業家であれば、セールスに注がなければ、会社の売上を上げることはできないのです。

作業が滞る

売上をあげようにも、仕事を受けすぎて、納品も滞らせてはいけません。
未納品の仕事が増えると収益性が悪化していくからです。

納品するには、最短で短期間で納品できる仕事にする必要があります。

私はホームページ制作の仕事で、一時期、仕事を滞らせてしまいました。
安値で受けたものの、技術が工数がかかりすぎて、時給500円くらいの仕事になってしまいました。

マーケティングやセールスを理解していないので、下請け仕事として技術で勝負していた時の黒歴史です。

あなたが、ビジネスを上手くいかせるとするなら、

1.部屋を綺麗に書類を整理して
2.お金の流れを明確にして、
3.売る行為に徹底して時間を割いて
4.作業を最小化して納品する

ことが重要です。

あなたは、ビジネスがうまくいくための仕組みを確立しなければ、突然倒産することもありえるのです。

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