仕事のやりっぱなしは、時間と労力の浪費です
セミナーや講座を作りたいという質問を受けて、最初からセミナーや講座を作れる人はまずいません。
ブログを書きだめることで、セミナーや講座を作る際のデータが溜まる
仕事には2種類あります。
- やりっぱなし
- やりかけ
です。
やりっぱなしの仕事の場合 | やりかけの連続性の仕事の場合 |
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毎回、ゼロからスタートします。同じようなことを毎回口頭で伝えるので、打ち合わせ時間や仕事の時間が長くなります。しかも、前やったことを忘れているので思い出すのに時間がかかります。 | やりかけでもストックがあると、それをテコ入れやブラッシュアップすることで、短時間で、完成させることができます。私はコンサルティングでブログを使いながら行います。短時間で伝えることに限界があるので、後はこの記事を見ておいてくださいと伝えます。 |
ブログは「やりっぱなしの連続性の仕事」になる
やりかけの連続性が積み上げにより知的資産を作ることができます。
忘備録的にブログを書いていると後で再利用できます。メモ代わりに、200〜400字だけ書いておいても後で書き足すことで、ブログを育てていくことができます。
ブログを書くとセミナーや講座での理論化やノウハウ化ができる
セミナーや講座をする際に大事なことは、自分自身で検証したかです。自分自身で検証している場合は、セミナー中にいろいろな事例を出すことができます。
自分の中で腑に落ちていないことは顧客に伝わります。顧客から不信感を持たれないようにするためには、いきなりセミナーをするのではなくてテストセミナーをしましょう。
ノウハウ化
経験や実績や事例などを伝えていくのですが、上手く言った成功事例だけが正解ではありません。
- 失敗事例
- 成功事例
- ベストな手順
理論化
理論化は、ノウハウを実践する上で、「なぜそのようになるのか(Why)」を語れることです。
- 〜理由だから、これをする必要がある、この流れがある
- 〜の背景があるから、このようになる
質問をされても答えられるようにしておくことです。
理論やノウハウを出しても問題ないのか?
ブログで理論やノウハウを全て出しても読者は使いこなせません。
ブログのコンテンツがプロダクト(商品・サービス)に変えていくのは、自分の中にある理論やノウハウのデータベースをわかるようにして顧客が使えるようにするから価値が出てくるのです。
ブログからセミナーや講座を作る手順(テストセミナー)
人は上手くいった成功事例だけだとありがたみが消えます。失敗事例を入れることで、成功事例との差分が生まれて、比較することで腑に落ちやすくなります。
- 失敗事例
- 成功事例
- 手順
イメージはやったことを記録していくことです。
自分のやったことのデータ化します。そのためにブログに書きます。
成功事例と失敗事例分析して整理してブログにします
なぜうまく行かなかったのか?を分析してブログに書いていきましょう。そうすると頭の中が整理されて、ノウハウと理論が浮き上がって、「ノウハウと理論の卵」が生まれます。
セミナー開催用に図解化した資料を作ります。
Step2から生まれたノウハウと理論の卵を元にします。
せっかく作った図解スライドも穴だらけです。誰もが話せるようで、実際には上手く話せません。
理論とノウハウを常にブラッシュアップしていきます。既存の顧客でもいいですし、無料セミナーをします。そしてアンケートやフィードバックをもらっていきます。
このセミナーを分割したものやセミナーを複数集めたものが講座になっていきます。