実は世界が大きく変わりました。確実な激変です。
ふと思いませんか?特に東京から。関東大震災起こってからこの5年余り、ドンドン何か落ちてきている。
株価は高いです。日経平均2万円前後行ったり来たり。
30年前の1980年代中盤辺りの株価。
でも全然雰囲気が違うと思いませんか?
株価とは反比例して実体経済が極端に落ちてきてるんです。危ない状況です。
話が変わりますが、この間イタリアンレストランに行き、「カツなしのカツ丼下さい。」って注文しました。
「いや~~、、、それはできません、、、。」
「じゃあ、ご飯なしのカツ丼で。」
「・・・・・…」
お店と揉めそうなので無難にパスタ注文しました。
本当は「パスタ無しのナポリタンでお願いします。」って言いたかったのですが。
今の日本の状況ってこれに似てるんです。
「カツ無しのカツ丼やパスタ無しのナポリタンにそっくり。」なんです。
その「カツ無しのカツ丼やパスタ無しのナポリタンが値段をあげて2000円から3000円で売っている状態」だと認識して下さい。
あなたはそのメニューをどう思いますか?
普通だと思いますか?
もし、普通だと思われるならば、ここから先は一切読まないで下さい。時間の無駄ですから。
それは異常だよね、って思う人だけ読む資格があります。
冒頭で言ったように、ドナルド・トランプが大統領になったことにより世界が大きく変わっていきます。
彼がやっているのは、今までの歴代の大統領がやってきたようにイメージ戦略ではありません。
あの人は民に「皆に自分の良いイメージを植え付けよう!」となんか思っていません。
どちらかといえば、世間を徹底的に挑発して、その反応によって対応策を考えて打ち出しております。
ローマ法皇、ウォーレンバフェット、ロバート・デ・ニーロを含めた著名なハリウッドセレブをたくさん怒れせても、アメリカ合衆国大統領にまでなってしまう。
凄いですね。でも、このやり方、何かに似ていると思いませんか?
そう、その通りなんです。ダイレクト・レスポンス・マーケティング(通称:DRM)と呼ばれるマーケティング手法にソックリなんです。
今までの歴代大統領は初代ジョージ・ワシントンからバラク・オバマ大統領まで、全てマス・マーケティングというマーケティング手法。つまりはイメージ広告型戦略だったんです。
しかし、ドナルド・トランプ大統領がとった戦略はダイレクト・レスポンス・マーケティングのレスポンス広告型戦略だったのです。
よって、世界は大きく変わったと断言できるのです。
そして、これからは、もっと大きくますます変わっていきます。
決して、ドナルド・トランプ大統領の人格が優れているとか、頭が良いとか、学歴経歴が優れているから、彼は大統領になれたのではありません。
たった1つ、自分を打ち出すマーケティング手法が優れていて、誰も今までそれをやったことがなかっただけなのです。
しかし、今のあなたはどうでしょうか?
それがわかってましたか?
「たかがマーケティングでしょう。」ってバカにしているのではないでしょうか?
ただし、一言あなたに言っておかなければならないことがあります。
今、人類史上で稀に見る、恐らくは初めての事態、「後でその溝が決して縮まらない二極化」に直面していると言うことです。
今までの歴史上の階級差は、後に覆す下剋上によってその溝を縮める事が出来ました。
しかし、この21世紀からの階級差は決して縮まらない、と断言されています。
それが近年歴史的に世界的な大ヒットのベストセラーになった「サピエンス全史」の著者、イスラエル、ヘブライ大学のユヴァル・ハラリ博士の「ホモ・デウス論」の警告なんです。
これからの人間社会の格差は、人類の進化に直接関わってくる。それくらい、もう後で取り返しがつかなく、追いつけない社会階級格差になっていきます。
]]>